中国の王民国連次席大使は29日、ニューヨークの国連本部で、「中国は、中央アフリカ地域の平和と発展問題に非常に注目しており、国際社会がこの地域により多くの関心と確実な援助を与えるよう希望する」と述べました。
安保理はこの日、国連中央アフリカ地域事務所及び「神の抵抗軍(LRA)」問題をめぐる会議を開きました。王民次席大使は発言の際、「現在、中央アフリカ地域の政局は全体的に安定し、経済発展は成果を収めており、この地域の国々は引き続き一体化プロセスを推進している。中国はこれを喜ばしく思っている」と述べました。
また、王民次席大使は「中央アフリカ地域の恒久的な平和と持続可能な発展の実現は多くの課題に直面している。経済基盤が弱く、組織的な越境犯罪がはびこっており、社会の安定に著しく影響している。特にリビア危機によりサヘル地域で兵器の密輸が横行し、一部の国の平和と安全に脅威をもたらしている。中国は、国際社会がこの地域に関心を寄せ、援助を提供するよう希望する」と述べました。(玉華、中原)
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