今月26日は「国際麻薬乱用撲滅デー」に当たります。第66回国連総会は同日、「麻薬と犯罪の発展に対する影響」というテーマをめぐって討議を行いました。第66回国連総会のナスル議長は「過去10年間、麻薬と犯罪が持続可能な発展や社会の安定、平和にダメージを与えつつある。その影響から避けられる国はない。組織犯罪、麻薬の密輸、腐敗問題に対し、各国は直ちに共同行動を行う必要がある」と語りました。

　パン・ギムン国連事務総長は「麻薬と犯罪は持続可能な発展を実現させるという世界で共通する目標に影響を及ぼしている。麻薬売買禁止と犯罪取り締まりを持続可能な発展のスケジュールに入れると同時に麻薬管理と犯罪予防の戦略をつねに調整しなければならない」と述べました。（Yin）国際・交流へ