中国の温家宝首相は13日、国務院常務会議を招集し、現在の食品安全に関する特に目立った問題を解決するため、効果的な措置を講じるよう指示しました。
会議では「現在、中国の食品産業は基盤が弱く、企業の数は多いもののレベルは高くない。生産経営の管理が規範から外れており、安全面で隠れた問題が多い。特に、一部の生産経営者は倫理観と誠実さが欠けているため、偽物や粗悪な食品を生産加工し、食品安全に多大な危害を及ぼしている。現行の管理監督体制や法規制、検査体制などはまだ整っておらず、食品安全検査と早期警告の水準も高くない。また、管理監督と法律の執行力が不足し、末端の食品安全活動制度が脆弱で、食品安全を保障するという課題の達成はきわめて困難である」としました。
会議は「現在、食品安全に関する特に目立った問題を解決するため、食品安全監督管理制度を整備し、食品安全を厳格に管理監督し、生産経営者責任制度を厳格に実施し、管理監督能力を強化し、食品安全政策や法規を整備するなどの措置を講じる」としました。(hj、大野)暮らし・経済へ
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