中日友好協会の唐家璇会長は11日の午後、北京市内中心にある中南海(中国共産党中央委員会と国務院の所在地)で、5.12四川大地震救援活動に参加した日本国際救援隊・医療隊代表団(15名)と会見しました。
唐会長は会見で、温家宝首相の代表団への歓迎の意を伝えたほか、日本国際救援隊と医療隊の四川大地震での効率の高い救援活動と思いやりを高く評価しました。唐会長はまた、「東日本大震災の後、中国政府と国民はさまざまな方式で、被災地の人々にメッセージを伝え、できる限りの援助を提供した。両国の国民は自然災害に対して互いに力を合わせて、災害を乗り越えた。これは中日交流の歴史において素晴らしいことであり、今後の友好交流の精神的な基礎にもなると信じている」と述べました。また四川地震被災地区の再建の様子を紹介したほか、「中日双方は貴重な経験と技術を利用して、災害防止、被災救援などの面での交流と協力を強化しなけれなばならない」と強調し、両国の関係発展の新しい力となることに期待を寄せました。
これに対して、日本国際救援隊・医療隊代表団の小泉崇団長は、東日本大震災での中国からの援助に感謝の意を表し「四川省の被災区の再建の成果に非常に関心を持っている。両国の国民は共に自然災害を乗り越え、美しい家を再建できると信じている」と語りました。
なお、代表団は中国駐在期間中、中国国家地震緊急訓練センター、四川省華西病院、北川県地震遺跡、北川中学校などを訪れる予定となっています。(取材:オウギ)
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