今月22日から25日まで、フィリピンの植物検疫代表団が中国を訪れ、中国品質監督検査検疫総局の高官や専門家と会談しました。中国側は、「フィリピン産果物の検査・検疫は世界貿易機関(WTO)のルールと国連食糧農業機関(FAO)の基準に沿ったもので、有害な生物の侵入を防ぎ、中国国民の健康と農林業や生態系の安全を守るためのものだ」と説明しました。
これに対し、フィリピン側は、中国の処置を理解しているとしたうえで、中国代表団のフィリピンでの調査や検査を要請しましたが、中国側は現時点では代表団は派遣しないとしました。
さらに、中国品質監督検査検疫総局は、検査・検疫の継続を表明するとともに、フィリピンに対し、有害な生物が付着した果物が中国に輸出されないよう改善措置を求めました。(鵬、大野) 暮らし・経済へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |