国家発展改革委員会地域局の瀋叙健副巡視員は21日北京で「中国政府は、吉林省琿春市における図メン江地域国際協力モデルエリアの設置を許可した。これは、中国、ロシア、朝鮮、韓国とモンゴル5ヵ国が参加する図メン江での国際協力が新しい段階に入ったことを示している」と述べました。

　瀋叙健副巡視員はまた、「この国際協力モデルエリアには、対外貿易協力、国際産業協力、中朝経済協力と中露経済協力という4つのブロックを設け、図メン江地域の協力開発に見合った現代産業システムを構築する。これと同時に、中朝、中露との国境を越える協力を、中国が多国間協力に参加する重要な目標の一つとして、北東アジアの関連各国を図メン江地域の開発に誘致していく」と説明しました。（任春生、中原）暮らし・経済へ