中国の習近平国家副主席は11日、北京で、ロシアのラブロフ外相と会談し、「プーチン大統領は中国の招きに応じて6月に中国を訪問するとともに、上海協力機構北京サミットに出席する。中国はこれを非常に重視している。両国の元首が北京で行う会談が実り豊かなものになるよう、準備段階で、ロシアと調整を保ちながら、最善を尽くしていく」と述べました。
習副主席は「6月に開かれる上海協力機構北京サミットは、機構内の健全かつ安定した発展の継続に対して、重要な意義を持っている。今回のサミットを契機に、各加盟国の協力を推し進めるともに、機構内の各協力プロジェクトの深化を促していきたい」と強調しました。
これに対して、ラブロフ外相は「両国の政治信頼はこれまでにない高いレベルになっている。国連やG20 、上海協力機構枠組み内情勢及び西アジアと北アフリカ情勢など、重大な国際問題や地域問題で、円滑な協調を保ってきた」とした上で、「ロシアは中国と、各分野での全面的な協力を展開し、強化していきたい。また、中国とともに、両国の全面的戦略協力パートナーシップの深化を推し進めていきたい」と述べました。(朱丹陽 小野)
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