席上、習副主席は「中国は上海協力機構の枠組み内での防衛安全協力を重視しており、加盟各国と共に、機構の憲章や元首の共通認識に従い、相互信頼と互恵を基礎に防衛安全協力のビジョンを共同で計画していきたい。そして、実務的な協力を推進し、機構の脅威防御能力を高めると共に、協力体制をより整備し、地域の安定と繁栄を確保していくことを願っている」と述べました。

　会議に参加している各国の国防相らは、上海協力機構が防衛安全分野での実務的協力に大きな成果を上げているとして、今後、加盟国間での合同テロ取締り軍事演習や国境部隊の協力などの防衛協力を推進していき、地域の安全と安定を維持するためにより大きな貢献をする考えを示しました。（ヒガシ）