国連平和維持担当のエルベ・ラドゥス事務次長は1日、ニューヨークの国連本部で、「国連とアラブ連盟のシリア停戦監視団はまだ一部しか着任していないが、現地ではすでに明らかに効果が出てきている」と述べました。

　ラドゥス事務次長は「現在、すでに24人の監視団員がシリアの首都ダマスカス、ハマー、ホムスなど5つの都市に入った。現在、団員の人数は多くないが、その活動は地元に目に見える効果的な影響をもたらしている。5月の末までに300人の停戦監視団員がすべてシリア入りして、シリアの政治環境を改善し平穏な雰囲気を作ることで、シリアに恒久的な平和をもたらす助けになるだろう」と述べました。（董燕華、大野） 国際・交流へ