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 梁光烈国防相、米パネッタ国防長官と会談

2012-05-08 22:22:16     cri    

 米国を公式訪問中の中国の国務委員でもある梁光烈国防相は7日午後、パネッタ国防長官とペンタゴンで会談しました。

 梁国防相は「今回の訪問は、胡錦涛国家主席とオバマ大統領が中米協力パートナーシップの発展で合意した重要な共通認識を具現化し、両国の軍隊関係が健全で安定的に前進していけるよう推進することを目的にしている」と表明しました。パネッタ国防長官は、梁国防相一行の訪米を熱烈に歓迎し、梁国防相がパネッタ国防長官の故郷であるカリフォルニア州を最初の訪問地にしたことに感謝の気持ちを伝えました。

 梁国防相は「近年、中米関係の積極的な発展を背景に、両軍の関係も全体的には前進する方向にある。ただし、米国の対台湾兵器売却、米軍艦の対中偵察、対中国の法的差別などの障害が依然としてみられる。中米の二カ国関係が新しい発展を遂げていることに順応するには、平等互恵、協力とウィンウィンを土台とした新しい軍事関係の確立を目指すべきだ。こうした関係は平等、協力、ウィンウィンなものでなければならず、どちらか一方が主導し、排他的でゼロサム的なものであってはならない」と語ったうえで、4つの提案を行ないました。

 4つの提案とは①固定観念を打ち破り、両軍関係の発展に役立つ関連政策を確立すること②対話と交流を強め、絶えず戦略的相互信頼を深めること③共通利益をめぐり、実務的な協力を深めること④大所高所に立ち、食い違いや敏感な問題を妥当に処理すること、です。

 これを受け、パネッタ国防長官は「米中の軍事関係の発展には、固定観念を打ち破り、終始、未来に目を向けるべきだ。米国は21世紀を見据えた力強い両軍関係の確立を支持し、今後とも米中が協力を強化し、安全保障上の脅威とチャレンジに対し、共に対応していくことを期待している」と話しました。梁国防相はまたウィリアム・バーンズ国務副長官、トーマス・ドニロン国家安全保障問題担当筆頭大統領次席補佐官とそれぞれ会談を行ないました。(Yan、山下)

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