アメリカのオバマ大統領は1日、アフガニスタンを電撃訪問し、同国のカルザイ大統領と戦略的パートナーシップ協定に調印しました。これにより、米軍は2014年後も引き続きアフガニスタンに駐留する可能性が出てきました。
ホワイトハウスの発表によりますと、この協定の調印は、米軍が2014年後も引き続きアフガニスタンに駐留して、アフガニスタン軍の訓練を支援することとアルカイダ掃討のための大きな扉を開いたということです。こうした目的を実現するため、アメリカとアフガニスタンは両国の安全保障協定についての交渉を再開し、現在の駐留軍地位協定に代わる新たな協定に調印します。アメリカはまた、アフガニスタンをNATO(北大西洋条約機構)非加盟の主要同盟国とし、長期的な安全と防衛実務の協力枠組を提供します。
ホワイトハウスは、これについて「アメリカは、アフガニスタンで長期的な軍事基地の設置を求めてはいない。しかし、両国の戦略的パートナーシップ協定に基づいて、アメリカは2014年後もアフガニスタンの関連施設を引き続き使用できる」と述べました。(董燕華、大野) 国際・交流へ
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