中国とロシアの合同海上軍事演習「海上連合2012」における中国側総指揮官である中国海軍の丁一平副司令官は26日青島で、「今回の中露合同軍事演習は円満に行われ、各任務を完了し、大きな成功を収めた」と述べ、「中国とロシア海軍はすでに、軍事演習のメカニズム化と常態化を図る条件を備えている。中国側は、両国海軍の軍事演習のメカニズム化を推し進めていく」と明らかにしました。
26日に行われた中露双方の総指揮官の合同記者会見で、丁一平副司令官は「今回の軍事演習は中国とロシア両軍、特に海軍による実務的な協力を示す成功例であり、予期した目標を達成し、計画されていた任務を完了した」と述べました。さらに、「目下、中露両国および両軍の関係は最も良い時期にあり、両国海軍はハイレベル往来や軍艦の相互訪問、護衛協力、軍事学校の交流、合同軍事演習、軍事技術の協力など、多分野で多くの共通認識を持っている。今回演習の成功を基盤として、中露海軍の合同軍事演習のメカニズム化と常態化を検討する条件が整った」と述べました。
一方、ロシア側の総指揮官であるロシア海軍のスハノフ副参謀長官は今回の合同軍事演習を高く評価し、「今回の演習は本地域の平和と安定を守り、地域の安全と協力強化を目指すためのもので、いかなる国や第三者に対するものでもない」と述べました。(04/27 Lin、中原)
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