中国の深センで開かれていた第26回ユニバーシアード大会が23日に閉幕しました。劉延東国務委員は、閉会式に出席したロシアのシュワロフ第一副首相、ラオスのアサン副首相、アルメニアのゲヴォルキャン副首相とそれぞれ会談しました。
劉延東委員は、ロシアのシュワロフ第一副首相との会談で、「主権や安全、発展など核心的な利益に関わる問題で、ロシアとの相互支持を強化し、双方の各協力委員会制度の役割を十分果たしていきたい」との中国政府の立場を述べました。
また、ラオスのアサン副首相との会談では、「今年は両国国交樹立50周年であり、中国はラオスと共に、教育、文化、スポーツなどでの実務協力を推し進めていきたい」と述べました。
さらに、アルメニアのゲヴォルキャン副首相との会談で、劉委員は、「中国は、台湾やチベット、人権など重要な問題で、アルメニアが断固として中国を支持したことを高く評価している。中国は今後も引き続き、アルメニア国民が自ら発展の道を選択したことを支持していく」と強調しました。
これに対して、3国の代表は共に「中国との友好協力関係を非常に重視しており、ここ数年間に両国関係が遂げた発展に満足している。今後は、戦略的立場から、両国関係を新しい段階に発展させていきたい」と示しました。(朱丹陽 大野)
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