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 北京モーターショーが開幕、2000社以上が出展

2012-04-24 17:40:46     cri    

 世界最大級の自動車展示ショー、「北京モーターショー」が開幕し、23、24の両日、メディアに公開されました。今回で12回目となったモーターショーでは、世界最大の自動車市場である中国での販売拡大を目指し、世界各国2000社以上が集まり、1125車種が展示されています。世界初公開の新車も120台にのぼっています。


世界から 1125車種が集まった「北京モーターショー」

 中国では、政府による購入補助金の打ち切りやガソリンの高騰などを背景に自動車市場の成長に減速感もみられますが、中国政府は今月18日、新エネルギー車の普及と推進を盛り込んだ計画を発表しました。2020年までに500万台を増産するということです。モーターショーでも、88台の新エネルギー車が登場し、自動車会社は環境技術のアピールに力を入れています。

 中国地元ブランドでの新エネルギー車開発において、BYDオートが注目を集めています。ハイブリッドとEVの2種類の走行モードを備えた新型のハイブリッドセダン『秦』を初公開しました。


BYDオートが初公開したハイブリッドセダン「秦」

 そのほか、駐車をする際に車外でのリモコン操作が可能なリモコンカーも発表しました。

 環境技術の市場展開で先行している日系自動車メーカーの中で、8台と最も新エネルギー車を多く投入したトヨタ自動車。豊田章男社長は記者会見で、「中国事業の鍵を握るのはハイブリッド技術である」と強調し、中国で開発された新型のハイブリットカーを展示しました。


中国で公開されたトヨタの新ハイブリッドカー

 一方、ホンダは、5台の新エネルギー車を展示し、その内、中国市場向けに開発した2台のハイブリットカーが、来年に発売される予定です。日系自動車メーカーで中国市場での販売首位の日産自動車は、3台のEVコンセプトカーを展示し、カルロス・ゴーン社長がプレゼンを行い、新エネルギー車の開発以外に燃費を良くする技術を通じ、市場シェアの拡大を狙う考えも示しました。


5台の新エネルギー車を投入したホンだ


日産はEVコンセプトカーを展示

 北京モーターショーは4月25日から5月2日まで、北京市の中国国際展覧センターで一般公開されます。

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