朝鮮ピョンヤン衛星コントロール総合指揮所の白昌浩(Paek Chunghou)所長は11日、「衛星『光明星3号』の搭載が完了し、現在ロケットへの燃料注入が行われている。」と述べ、打ち上げ準備が出来ていることを明らかにしました。
11日、朝鮮側は100人あまりの海外記者団を招いて、ピョンヤンの西北郊外にある衛星コントロール指揮所の見学を行いました。白昌浩所長は指揮所の機能や衛星発射のモニタリングシステムを記者団に紹介し、「衛星は計画通りに12日から16日の間に打ち上げられる」と述べました。
同じ日、日本の藤村修内閣官房長官は「朝鮮のロケット発射に対応するため、日本政府は11日午後首相官邸の危機管理センターに対策室を設置する」との方針を語りました。
一方、アメリカのクリントン国務長官は10日、衛星の打ち上げ計画を取り消すよう朝鮮側に呼びかけ、「この件について関連諸国と密接に交渉し、朝鮮に対し適切な行動を取るよう安保理に求める」との意向を示しました。(04/11 Lin、中原) 国際・交流へ
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