中国の楊潔チ外相は8日浙江省寧波で開かれた、第6回中日韓外相会談で、中日韓3カ国は戦略的立場と長期的な視点に立って、友好協力の大方向をしっかり把握する必要があると表明しました。
中日韓外相会談には、楊潔チ外相と日本の玄葉光一郎外相、韓国の金星煥(キム・ソンファン)外交通商相が参加し、3国の協力進展や、今後の方向性、第5回中日韓首脳会談の準備、共に関心を寄せる地域と世界の問題について意見を交換しました。
席上、楊外相は3国が協力で収めた大きな進展を評価した上で、「現在、世界経済の不確定で不安定な要素が増大する中、中日韓が連合して、共同の発展を図ることは3国だけではなく、アジアと世界にもプラスとなる」と強調しました。また、「中日韓は交流と協調を強化し、相互理解と信頼を拡大すると共に、実務協力を深め、地域の経済一体化を推し進め、未来に向けて全方位のパートナー関係を構築していく必要がある」と述べました。
また、第7回中日韓外相会談は来年韓国で行うことが決まりました。(Katsu、大野)
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