NATO・北大西洋条約機構のラスムセン事務総長は26日、ロシアメディアとのテレビ電話の中で、NATOはシリア情勢に干渉しないと改めて表明しました。
ラスムセン事務総長は、「シリア問題において、NATOは軍事介入を行う予定は一切ない」と表明したほか、「シリア政府は自由と民主を求める国民の合法的な要求を満たすべきだ」と呼びかけました。
ラスムセン事務総長は、「国連安保理でシリア危機に対しての法的拘束力のある決議が通らず残念だ」と述べましたが、国連安保理が全会一致で採択したシリア問題に関する議長声明に対し、歓迎の意を表しました。ラスムセン事務総長は、「この声明の可決はシリア政府に厳粛なシグナルを送ることになる」と述べました。(劉叡、小野) 国際・交流へ
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