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 NATO、アフガンでの戦闘任務は2014年末までに終結

2012-02-03 10:00:53     cri    

 北大西洋条約機構(NATO)のラスムスン事務総長は2日に、「NATOは計画に基づいて2014年末までにアフガニスタン治安部隊に全ての治安権限を移譲する」と述べました。

  この日、NATOの加盟国28ヶ国の国防相はブリュッセルにあるNATO本部で会議を開き、アフガニスタン問題について話し合いました。会議後の記者会見で、ラスムスン事務総長は、「NATOは2010年にリスボンで確定されたロードマップを堅持する。2014年末までに、全ての治安権限をアフガニスタン治安部隊に移譲し、NATO加盟国は『進退を共にする』という原則を遵守する」と述べました。

 ラスムスン事務総長の発言は、パネッタ米国防長官がこのほど示した立場と全く異なるものです。パネッタ国防長官は1日に、「アフガニスタン駐留米軍は来年の半ばから戦闘任務を終了し、アフガニスタン軍に訓練を提供するほか、顧問や支援する役割を担うことになる」と述べました。これは元の計画より1年前倒しとなっており、アメリカの高官が初めてアフガニスタンでの戦闘任務を繰り上げて終了することを暗示したものです。アメリカのオバマ政府はイラクからの撤退方式をアフガニスタンで応用することを望んでいます。イラク駐留米軍は16ヶ月繰り上げて戦闘任務を終了し昨年の末までにイラクから全て撤退しました。(董燕華 吉野) 国際・交流へ

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