胡錦涛中国共産党中央総書記が22日午後、北京で中国国民党の呉伯雄栄誉主席と会談しました。
その際、胡錦涛総書記は「事実が証明したとおり、台湾独立に反対し、『九二共識』に基づいて両岸関係を推進するのが、両岸同胞の期待、中華民族の利益、時代の流れに合致するもので、双方は台湾海峡地域の平和のため、両岸同胞の幸福のため、中華民族の振興のため、この正しい道に沿ってまい進し、成果を固め、協力を強化し、新たな局面を打開していくべきだ」と強調しました。
胡錦涛総書記は「経済、文化面における交流と協力を引き続き推し進めていく。双方は経済協力枠組協議の継続的な交渉を促進し、新たな成績を出す。また産業面の協力による実質的な進展を目指し、金融分野における互恵協力を拡大する。さらに、文化、教育における交流の体制化とレベルアップを目指し、関連協議を結ぶべきだ」と指摘しました。
それに対し、呉伯雄名誉主席は「ここ数年、平和発展という正しい道に沿って、両岸関係の良好な局面が成し遂げており、60年来もっとも安定した時期を迎えた。それは大切にしなければならない。当面の両岸関係における歴史的なチャンスを見逃さずに、平和発展の基礎を固めていかなければならない」と指摘しました。(FUYING、志摩)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |