国務院の温家宝首相は19日、人民大会堂で、中国発展ハイレベルシンポジウム2012の年度会議に出席した90人の外国代表らと会見しました。温首相は中国の改革開放、中米経済貿易関係、知的財産権の保護、人民元国際化、中国における外資企業の投資、ヨーロッパ債務危機など問題について、友好的かつ率直に話し合いました。

　温首相は「中国発展ハイレベルシンポジウムは、すでに13回行われ、世界で有名な企業家、学者や経済専門家などが参加していることは、中国の改革開放と現代化事業に十分な自信を持っている現われである。中国の改革解放の方向と政策が変わらないことを外国友人に信じてほしい。中国と世界の友好交流、特に経済貿易の協力は今後も強化される」と述べました。

　温首相は「各国の企業家、専門家、学者が中国の改革と建設に対する批判とアドバイスを期待し、私たちは開放型で包容的態度を堅持する」と述べました。（劉叡、山下）暮らし・経済へ