近年、中国では肥満者の数が急速に増え続けています。世界保健機関（WHO）がまとめたデータによりますと、1982年に体重超過と確認されたのは中国の人口のおよそ7％ほどでしたが、2006年には、この割合は15％にのぼり、現在、成人4人のうち1人が肥満ぎみとなっていることが明らかになりました。

　また研究者が2万人の中国人を対象に食生活の変化を調査した結果、この15年間で毎年1.2％の人が肥満になっていることがわかりました。2010年現在のデータによりますと、中国の肥満者の数は3億2500万人に達し、さらに今後20年間で倍増する見込みだということです。（ZHL、吉野）

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