イラン学生通信(ISNA)の報道によりますと、イランのソルタニエ国際原子力機関(IAEA)担当大使は6日ウィーンで、「イランは、テヘラン郊外のパルチン軍事基地へのIAEA調査団の立ち入りを許可した」との声明を発表したということです。
ソルタニエIAEA担当大使は声明の中で、「パルチンは軍事基地であるため、イランは頻繁な視察を断っている。しかし、IAEA調査団に再度の訪問を許可した。IAEA加盟各国は今回の訪問を支持するよう希望する。双方は軍事施設の訪問方法について合意した後、訪問の時間を確定する」と述べました。
西側諸国は、イランがパルチン軍事基地で核兵器を開発しているとの疑惑の念を抱いていますが、これに対してイランは否定しています。2005年にイランはIAEA調査団のパルチン基地視察を一度許可しています。(万、小野)国際・交流へ
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |