中国財政省の謝旭人財政相は6日北京で、中国は引き続き前向きな財政政策を実施し、更に民生を重要視して行くと発表しました。
謝財政相は、第11期全国人民代表大会第5回会議の記者会見で、「今年中国は、安定と進展を仕事の基本方針とし、引き続き前向きな財政政策を実施し、財税体制改革を深化させ、構造的な減税政策を完全なものにし、財政政策を民生分野へ傾けることに力を入れていく」と述べました。
謝財政相は、「今年の財政政策は主に6つの方面から民生を改善、保障する。一、教育への投資を拡大し、国家財政的教育経費の支出がGDPの4%を占めること。二、社会保障メカニズムの建設を加速させ、社会養老保険制度が全国をカバーすることを実現させること。三、医薬衛生体制の改革を深化させ、高額医療費などの問題を緩和させること。四、保障性住宅の建設を推し進め、保障性住宅700万戸を新規着工すること。五、文化の繁栄を促進し、公共財政が文化建設に対する支援を拡大させること。六、「強農、恵農」の政策の実施に力を入れ、農業生産の増産、農民の収入増加、農村の繁栄を促していく」と述べました。(劉叡、kokusei)
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