日本メディアの4日の報道によりますと、日本の自衛隊は、3月末から4月までフィリピンで行われるアメリカとフィリピンの定期合同軍事演習「バリカタン」の中の机上演習に、初めて参加することになりました。
アメリカとフィリピン両軍は、2000年から毎年1回、「バリカタン」定期合同軍事演習を実施しています。日本の自衛隊が参加を計画しているのは、大地震に対処する机上演習です。今回の机上演習は、首都マニラ地区で大地震が発生したと仮定しています。フィリピン国防省内の一室で、指揮部演習の方式により、アメリカ、フィリピンおよび各国の軍隊が共同で指揮情報の収集および救助活動をシミュレーションします。日本の防衛庁は自衛官を2名派遣する計画です。
なお、フィリピンの報道によりますと、このバリカタン定期合同軍事演習は今年、南部は南中国海に近いパラワン島で行われる計画です。その際、軍事演習に参加する国には、ベトナム、シンガポールなど一部のASEAN・東南アジア諸国連合加盟国が含まれます。このほか、オーストラリア、韓国などの国も始めて参加することになっています。(董燕華、大野)国際・交流へ
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