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 中国中東問題特使、パレスチナ自治政府議長と会談

2012-02-21 14:16:43     cri    

 中国の呉思科中東問題特使は20日、パレスチナを訪問し、パレスチナ自治政府のアッバス議長と会談しました。

 会談後の記者会見で呉特使が述べたところによれば、アッバス議長は、パレスチナとイスラエルの和平交渉再開について最新の状況を説明した上で、「平和的な交渉によるパレスチナとイスラエルの問題解決を希望している」と改めて強調しました。

 また、アッバス議長は、中東情勢が変化し続けている状況の下、パレスチナ自治のために中国の払った努力に感謝の意を表し、「情勢がいかに変化しても、パレスチナは中国との友情を大切にしていく。他国の内政に干渉せず、平和な方式により問題を解決しようとする中国の立場は、地域の情勢と人々の利益に合致すると考えている。しかし、多くの人が中国のこの立場を誤解している。中国のこうした立場を理解してもらうために、中国は各国と密接に接触するよう希望している。パレスチナは中国とアラブ諸国、特にアラブ連盟との関係を一段と強化するために、力を尽くしていきたい」と述べました。

 呉特使は、「シリア問題で中国は自国の利益を求めない。内政不干渉は中国のこれまでの一貫した主張であり、これは国連憲章の内容の一つでもある」と述べた上で、共に平和交渉再開のために積極的な雰囲気をつくるよう、パレスチナとイスラエルに要請した上で、ドーハで達成されたパレスチナ内部の和解協議がパレスチナの分裂を早期に終結させ、和解が実現することを要望しました。(董燕華、大野)

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