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 中国特使、中東和平での有利な要素の把握を強調

2011-05-06 13:13:00     cri    

 中国の呉思科中東問題特使は6日、中国の新聞「人民日報」に署名入りの文章を載せ、「情勢が変化したからといって中東和平プロセスを重要視しない理由はない。パレスチナとイスラエル双方は中東和平プロセスにとって有利な要素があれば、それを逃さず、問題解決の方法を見出すべきだ」と述べました。

 この文章は、「パレスチナ問題は中東地域全般に影響をもたらす問題だ。その公正かつ適切な解決はこの地域全般に積極的な影響を及ぼすだろう。現在、パレスチナの二大組織ファタハとハマスは4年間の分裂を経たあと和解に達した。これはパレスチナ内部の立場の協調と統一した行動綱領の制定にプラスとなり、パレスチナとイスラエル間の交渉再開における新たなスタートラインの設置にプラスとなる。パレスチナ各派が共通の認識に達し、共同の和解交渉案を制定して、イスラエルとパレスチナ双方がよりしっかりした基盤を踏まえて平和交渉を行えるようにするため、イスラエル側はパレスチナ側に時間を与えるべきだ。当初、エジプトとイスラエル、ヨルダンとイスラエルの間の平和交渉はいずれも非常に困難なものだったが、最終的には平和協定に達した。つまり絶え間ない努力と意思の疎通があれば、問題解決の方法が見出せるだろう」と書いています。(翻訳:董燕華)

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