北京市は、大気環境を改善するため、「PM2.5」と呼ばれる微小粒子状物資(空気力学径が2.5ミクロン以下の粒子)の汚染改善を中心に、8項の措置を打ち出しました。
改善措置は、以下の通りです。①衛星遠距離観測システムを構築すること②老朽化した自動車の廃棄を加速し、公共交通の利用を増やすこと③石炭の利用を控えること④高汚染産業を禁止すること⑤建築工事現場などで、ほこりの拡散を控えること⑥緑化を拡大し、水域面積を広げること⑦汚染が重大な時期に、一部分の企業の運営を停止させること⑧グリーンな生活と消費パターンを奨励することなどが示されています。
北京市は2015年には、「PM1.0」(捕集効率が50%となる空気力学径が10ミクロン以下となる粒子)と「PM2.5」の濃度を2010年より15%減らす計画です。(イツゴウ、山下) 暮らし・経済へ
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