国家国防科学技術工業局は6日、月面探査機「嫦娥2号」が撮影した全月面の写真を発表しました。これは解像度7メートルの写真で、その発表は中国の月面探査プロジェクトが新たな成果をあげたことを意味しています。
2010年の10月24日、「嫦娥2号」に搭載された月面の三次元画像の撮影に使われるCCD立体カメラが作業を始めました。そして2011年5月までに、多くの映像などを送ってきましたが、今回はこれらの映像を基にして制作し成功したものです。
今回の写真はあわせて746枚あり、容量は約800ギガバイト(GB)です。これら写真はグラデーションが豊で、画像は鮮明です。またこれまで全月面の7メートルの解像度の写真を公布したのは中国だけです。
現在、「嫦娥2号」は地球から150万キロ離れた宇宙を周回しており、宇宙環境の探査と技術的テストを展開しています。(朱丹陽) 暮らし・経済へ
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