授賞の理由について「袁隆平氏は独創的な発想と大胆さで、水稲という熱帯の主要な作物の育種で、これまでの理論の束縛を破り、ハイブリッド米の研究で成果をあげた。世界の稲の生産と持続可能な発展に、画期的な変革をもたらした」と述べ高く評価しました。

　マレーシア科学院の院長は「袁隆平氏の授賞を両国のハイブリッド米分野での協力強化につなげたい」と述べました。

　今年81歳の袁隆平氏は授賞について、「90歳までに、凡そ6アールのハイブリッド米の生産高を1トンに引き上げたい」と、今後の目標を語りました。（朱丹陽　吉野）暮らし・経済へ