国務院第6回会議が31日温家宝首相の主宰で開かれました。会議では、3月開催される予定の第11期全国人民代表大会第5回会議の審議に付される『政府活動報告』の意見聴取原稿について討議され、この原稿を各省、自治区、直轄市及び中央の関連部門や機関に送付することが決まりました。
温家宝首相は、席上「国務院が全国人民代表大会会議で政府活動報告を行うことは、法で定められた重要な職責であり、政府が人民からの監督を受けるための重要な形式でもある。つまり、中国政府は人民代表大会の代表や人民大衆に仕事の成果を報告し、人民が政府の活動を評価する同時に、政府は人民からの意見も聴取し自らの活動レベルを高めていかなくてはならない」と話しました。
また、当面の活動の重点について温首相は「今後もマクロ調整をしっかり推し進め、政策の対象をはっきりさせ、政策の柔軟性と将来性を高めていく。また、実体経済、特に中小企業への信用貸付を増やしていく」と述べました。(ミン・イヒョウ)
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