日本の玄葉光一郎外務大臣は28日、日本を訪問中のロシアのラブロフ外相と会談し、両国間の未解決問題である北方四島(ロシア名:南千島諸島)の領土問題について、双方は早い問題解決のため、雰囲気を作っていくと一致した上で、経済貿易協力を通じて信頼関係を深めることに同意しました。
玄葉外務大臣は席上、「真の友好関係を築き上げるため、領土問題の解決や平和条約の締結がより重要なことだ」と述べました。これに対して、ラブロフ外相は、「静かな環境の下で話し合いを続けていきたい。挑発的な発言を避けるよう共に努力していこう。もし双方は前提条件や一方的な歴史問題などにこだわらなければ、進展を収める可能性も高くなる」と述べました。
ロシアは、南千島諸島で日本と農業と漁業などの経済活動を共に行うことを提案しましたが、日本側は、法律を損なわない形で進めていくことを検討すると表明しました。
双方はまた、エネルギーや防衛分野での協力を強化することで一致しました。(ooeiei、kokusei)国際・交流へ
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