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 露外相、日本側の反応に「理解できない」

2010-11-02 10:15:35     cri    
 ロシアのラブロフ外相は1日、「メドベージェフ大統領の南千島(日本名:北方四島)訪問に対する日本側の反応は理解できない」と述べました。これはラブロフ外相がモスクワを訪問中のドイツのヴェスターヴェレ外相と会談後の記者会見で明らかにしたものです。

 千島列島はカムチャツカ半島と北海道の間に位置し、南千島の国後島、択捉島、得撫島、幌筵島、占守島は日本側に「北方四島」と呼ばれ、第二次世界大戦終戦後、旧ソ連及びロシアの管轄下にあります。日本とロシアは長期にわたって、これら四島の領有権をめぐる大きな意見の食い違いを抱えています。1日、ロシアのメドベージェフ大統領が南千島の国後島を訪れており、ロシア大統領としては初めて日露の間に議論のある領土を訪問したことになります。

 これを受けて日本の前原誠司外相は1日、日本駐在のロシア大使を急遽呼び出し、厳重に抗議すると共に、菅直人首相もこれについて遺憾の意を表しました。これに対し、ロシアのラブロフ外相は「ロシア外務省はロシア駐在日本大使を呼び出し、ロシア側の立場を改めて強調するが、両国関係を妨げる行動は取らない」との方針を示しました。(11/01 翻訳者:Lin チェッカー:中原)

 

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