国際原子力機関(IAEA)は23日、イランの核開発問題の解決に向けて、29日から31日までハイレベルな調査団をイランに派遣することを明らかにしました。
国際原子力機関の天野之弥事務局長は、「核検査の担当者であるハーマン・ナカーツ副事務局長が率いる今回の代表団の目的は、疑いがあるすべての問題を解決することだ」と述べました。
更に、天野事務局長は、「今回、調査団は積極的な態度で訪問する。イラン側も同じ態度で協力してくれると信じている」と述べました。
また、この日、アメリカ国務院のヴィクトリア・ヌーランド報道官は、イランに対し国際原子力機関の調査団の訪問に協力するよう呼びかけました。
ヌーランド報道官は記者会見で、「原子力機関は去年の11月8日に発表した報告書の中で、イランの核開発において数多くの問題を提起した。調査団は訪問期間中にこれらの問題の答えを見つけ出すだろう」と述べました。
更に、ヌーランド報道官は、「イランは調査団に協力する義務があり、調査団が関係施設に入れるかどうか、そして必要な情報が得られるかどうかについて、アメリカは注目している」と強調しました。(劉叡、高橋)国際・交流へ
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