国家発展改革委員会が13日に発表したところによりますと、北京市、天津市、上海市、重慶市、広東省、湖北省、深セン市など7つの省と市でCO2(二酸化炭素)排出量取引がテスト的に行われ、国内のCO2排出量取引市場を徐々に構築して、比較的低いコストで2020年の温室効果ガス排出削減目標を実現するということです。
発展改革委員会の指示に基づき、各テスト地域はCO2排出量取引の管理方法を策定し、該当地域の温室効果ガスの排出総量を計ってコントロールする目標値を定め、温室効果ガスの排出区分指標を検討の上制定するということです。さらに、該当地域のCO2排出量取引の監督管理システムや登録システムを確立し、取引の基礎を固めることが求められています。
中国では、温室効果ガスの排出削減は第11次五ヵ年計画(2006-2011)に盛り込まれました。ここ5年間、単位GDPエネルギー消費量は19.1%減少し、14.6億トン相当のCO2の排出が削減されたことになります。(01/13 Lin、小野)暮らし・経済へ
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