これは、この日インド大使館で行われた中国・インド友好イベントで戴国務委員が述べたものです。戴国務委員は、中国とインドの中印交流年の成功を祝賀した後、「中印両国の指導者が共に開始を宣言した2011年中印交流年は、両国関係の発展に重要な役割を果たし、2010年代の中印関係の始まりを飾った」と述べました。

　また、戴国務委員は、「現在、世界では深刻で複雑な変化が起きている。このような背景の下、中印関係を更に発展させ、協力を深めることは、それぞれの発展の必要条件かつ重要な保障であり、平和で安定した世界の発展にも有利だ。双方は平和発展という時代の潮流に順応し、中国とインド両国国民の福祉から出発し、大局を把握し、交流を強化し、相互信頼を深め、協力を拡大し、共に中国とインドの戦略的協力パートナーシップに新たな局面をつくりあげよう」と挨拶しました。

　イベントには、ジャイシャンカル・インド大使や外務省の劉振民補佐官の他、中国とインドの各界代表約70人が出席しました。（劉叡、大野）