中国の戴秉国国務委員は10日、北京で、「中国は中央アジア諸国と共に、恒久的平和、共同繁栄、調和のとれた世界を構築するために努力していきたい」と述べました。

　戴秉国国務委員はこの日、中国人民対外友好協会と中国中央アジア友好協会が行なった、中国とウズベキスタン、カザフスタン、タジキスタン、キルギス、トルクメニスタンの国交樹立20周年レセプションで挨拶した際、「中国と中央アジア諸国は友好的な隣国であり良きパートナーになっている。国際情勢がいかに変わっても、中国政府は「与隣為善、以隣為伴（隣国と善き関係を持ち、隣国をパートナーとする）」周辺外交方針をゆるぎなく実行し、中央アジア5ヶ国が自ら選んだ発展の道を支持し、中央アジア諸国との伝統的な友好関係と互恵協力を推進していきたい」と述べました。

　中央アジア5ヶ国の中国駐在使節がそれぞれ挨拶し、国交樹立20周年来の中央アジア5ヶ国と中国の友好協力関係を高く評価した上で、「中国と共に努力して、首脳たちが合意した共通認識を実行し、中国との善隣友好と互恵協力の発展を推進していきたい」と語りました。（玉華、小野）