中国水利省によりますと、新疆ウイグル自治区のアルタシュ水利センター・プロジェクトがこのほど、国家発展改革委員会のプロジェクト項目に組み入れられました。これにより、カシュガルやホータンなどの新疆南部地域における重要な水利プロジェクトの建設工事がまもなく始まります。

　アルタシュ水利センター・プロジェクトはヤルカンド川下流をコントロールする水利センターで、ダムの貯水量は22億立方メートルで、約30万ヘクタールに及ぶ灌漑面積が整備されることとなり、工期は6年を予定しています。このプロジェクトが竣工すれば、上流からの水を効果的に調節し、洪水防止の問題を根本的に解決できると同時に、新疆南部地域にクリーンエネルギーを提供することが可能となり、現地の電力不足が効果的に緩和されるということです。（董燕華、中原）

　暮らし・経済へ