アメリカは3日、米空母はペルシャ湾に再び入らないようにとのイラン側の警告を拒否しました。
アメリカ国防総省のジョージ・リトル報道官は、「ペルシャ湾におけるアメリカの軍事配備はこれまで数十年のごとく続けていき、この海域での航行の自由を保障していく。アメリカがこの海域での空母配備は必要なことだ。それは、執行中のアメリカの任務の連続性を保つだけではなく、行動的支援をも提供することができる」と述べました。
また、アメリカ国務省のビクトリア・ヌーランド報道官は、「アメリカは、イランとの対抗を求めてはいない。しかし、世界航行の自由、特に、重要航路での航行自由を確保するためにアメリカ海軍は引き続きその役割を果たしていく」と述べた上で、イランの核プロジェクトについて総合的な解決案に達するため、イランが国際社会に対する約束を果たし、国際社会と建設的、かつ真剣な接触を行う準備を始めるよう求めました。
別の報道によりますと、このほどのイランの通貨であるリアルの対ドル交換レートの急落をうけて、イラン外務省は3日、「アメリカによるイラン中央銀行に対する追加制裁は。まだ実質的な操作段階に入っていない。今度の交換レート急落はアメリカの制裁とは関係がない」との考えを示しました。(董燕華)国際・交流へ
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