ヨルダンのジュデ外相は3日、パレスチナ自治政府、イスラエル、中東問題に関連する4者（国連、アメリカ、EU・欧州連合とロシア）とヨルダンはこの日、中東和平プロセス再開について会談を行い、また国連のパン・ギムン事務総長がこれを歓迎する意を表明したと発表しました。

　ジュデ外相は、「この日、私の主催の下に、パレスチナとイスラエルの代表、中東問題に関係する4者の代表がアンマンで厳粛的、かつ積極的な会談を行った。ヨルダンと会議出席者は、今後の一時期内に、パレスチナとイスラエルはアンマンで一連の会議を開き、中東和平プロセスの再開について協議することに合意した。この日の会議と今後、ヨルダンで行われる一連の会議の目的は、中東和平プロセスの再開に適切な環境を作りだすことだ」と述べました。

　パン・ギムン事務総長はこの日声明を発表し、パレスチナとイスラエルがこの日ヨルダンで会談を行ったことを高く評価し、各関係方面がこの会談を踏まえ、前向きの勢いを維持し、最終的に、恒久な和平を実現させるよう奨励し、ヨルダンがこの会談推進に一役買ったことに感謝しました。（董燕華） 国際・交流へ