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胡主席、「中国は空と宇宙の平和的開発と利用を堅持」

2009-11-06 17:41:33     cri    

 中国の国家主席でもある中央軍事委員会の胡錦涛主席は6日午前、北京で中国人民解放軍空軍成立60周年「平和・発展国際フォーラム」に参加した30カ国の空軍代表団の団長と会談しました。胡主席は「人類の平和と発展という崇高な事業を促進していくため、中国は空と宇宙の平和的開発と利用を堅持し、空と宇宙安全の国際協力に積極的に参加する」と述べました。 

 宇宙航空技術の発展に伴い、人類は大気層を通り抜け、宇宙と空が1体になりました。中国空軍の主催による今回の「平和・発展国際フォーラム」は「超越、展望、協力」をテーマにしています。目的は各国空軍の交流と協力を促進させることにあります。日本など30カ国の空軍の指導者が出席しています。会談の席上、胡主席は、「空軍は人類の宇宙活動に伴って誕生し、発展してきた。人類の生存と発展に伴い、空と宇宙に対する依頼性がますます高くなってきた。各国空軍の交流と協力を強化することは空と宇宙安全の国際協力の推進にとっても重要になってきた」と述べました。

 フォーラムの要旨は、多国間軍事外交の場を設置し、協調の取れた空と宇宙の理念を主張し、中国空軍の「開放、自信、協力」のイメージを示し、各国空軍の交流、各国空軍指導者が共に空と宇宙の安全を維持する大計を討議する場の設置にあるということです。

 これまで、宇宙の開発と利用に対する中国の態度は世界に注目されてきました。中国外務相の馬旭報道官は、「中国はこれまで一貫して、宇宙の平和利用を主張し、宇宙の兵器化と軍備競争に反対してきた。中国は今後もいかなる形による宇宙軍備競争に参加しない」とあらためて明らかにしました。

 胡主席はまた、中国の軍事立場と国防政策について、「中国は一貫して平和発展の道を歩み、平和共存の5原則を踏まえ、あらゆる国と友好協力を発展し、恒久的平和、共同繁栄、調和の取れた世界の建設を推進していく。われわれは変わることなく、防衛の国防政策を堅持し、軍備拡張と軍備競争を行わず、いかなる国にとっても脅威にならない」と述べました。

 パキスタン代表団の団長は、中国政府と軍隊が空と宇宙の平和利用と開発の立場を堅持し、それに払った努力を高く評価し、「中国はアジアないし世界にとって、安定的な役割を果たしている。われわれはこれを賞賛し、中国が各国の間で調和の理念を推進するために払った努力をも賞賛する。調和の実現は相互尊重、互恵、平和などを原則とするものだ。中国はこれまで一貫してこれらの原則を遵守している」と述べました。(翻訳:トウエンカ)

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