ドイツのボンで開催されたアフガニスタン問題についての国際会議で、5日決議が採択されました。この決議は、アフガニスタン情勢の後退を防ぐために、外国軍隊の撤退後、引き続きアフガニスタンに軍事的な支援と経済援助を提供することを約束しました。
この決議に基づいて、会議に出席した関係者は、アメリカ軍と北大西洋条約機構(NATO)軍が2014年末までにアフガニスタンから撤退した後、10年間の転換期に引き続きアフガニスタンに援助を提供することを約束しました。援助には、治安部隊の訓練と装備、経済発展支援などが含まれています。この決議はまた、「共同責任」という原則を強調しています。アフガニスタンは、腐敗の取り締まり、法整備など相応の改革を行わなくてはなりません。会議の出席者は、約束はしましたが、具体的な支援計画には触れませんでした。
中国の楊潔チ外相は会議で発言し、「中国は引き続き実際行動でアフガニスタンの平和再建を支援すると共に、資源開発、交通、エネルギー、インフラ施設などの建設を援助し、平和、安定、独立、発展というアフガニスタンの目標の早期実現に寄与していく」と述べました。
なお、会議には、100の国と国際機関の代表1000人余りが出席しました。(董燕華、大野) 国際・交流へ
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