イエメン反体制派を支持する軍第一装甲師団は24日、声明を発表し、サウジアラビアなど中東６か国による湾岸協力会議が提案していた副大統領への権限委譲などを含む調停案にサレハ大統領が署名したことを支持すると述べました。

　声明は、「全面的かつ平和な政治改革を行うことは、イエメンの人々の一貫した訴えである。調停案の調印はこの訴えに答えた積極的な一歩で、よいスタートを切った」としています。

　この日、首都サヌアでデモ参加者とサレハ大統領支持者との間で衝突が発生し、少なくとも5人が死亡、25人が負傷したということです。（ooeiei、国清）国際・交流へ