中国財政省が17日発表したデータによりますと、今年1月から10月までに国有企業が創出した利潤総額は1兆8700億元余りに達し、去年同期より16％増加しましたが、10月の利潤は9月に比べて12％減少しました。これは4ヶ月連続の減少となります。

　売上高から見ると、この10ヶ月間における国有企業の売上高総額は30兆元余りで、去年同期より20％以上増加しましたが、10月の売上高は9月を4.4％下回りました。

　このうち、9月に比べて10月の利潤の増加幅が割合大きいのは交通、化学工業、不動産、軽工業などで、また減少幅が大きいのは鉄鋼、石油化学工業、タバコ、非鉄金属などです。（玉華、中原）暮らし・経済へ