アメリカの雑誌『フォーブス(Forbes)』の中国語版が先週発表した『中国家族企業調査報告』によりますと、A株上場の民営企業の中で、三分の一近くは家族企業であり、全体的に家族企業でない企業に比べ業績はよいのですが、二代目の業績は一代目に及ばないということです。
同報告によりますと、2011年9月30日までに、上海証券取引所と深セン証券取引所での上場企業はあわせて2272社あり、このうち1268社の民営企業の中で、460社が家族企業となっていて、民営上場企業の32.68%を占めています。
『フォーブス』の調査によりますと、すべての家族企業の中で、夫妻関係(209社)、兄弟関係(153社)、親子関係(148社)が主要な家族企業の関係となっています。また、この報告では、数多くの民営企業が起業する際、創業者は自分と同じくらいの年齢で、またお互いに信用している夫妻や兄弟から多くの支持をもらっていることが分かりました。また、この報告によりますと、家族企業の二代目の業績は一代目に及ばなく、特に純利益複合成長率については、二代目(29.99%)は一代目(46.65%)にはるかに及ばないとのことです。(李陽、小野) 暮らし・経済へ
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