ロシアがこのほど発表した世論調査によりますと、プーチン首相の支持率は10数年来の最低レベルまで落ち、彼が率いる与党「統一ロシア」党の支持率もやや低下したということです。これと同時に、メドベージェフ大統領の支持率もある程度下落していることが分かりました。
ロシアのレワダ世論調査センターは10月28日から11月1日までプーチン首相やメドベージェフ大統領それに「統一ロシア」党の支持率について、ロシア全土の45の地域の有権者1600人を対象とした国民調査を行いました。7日に発表された調査結果ではプーチン首相の支持率は61%に落ち、彼が率いる「統一ロシア」党の支持率は51%、メドベージェフ大統領の支持率も5ポイント下落し、57%となりました。
プーチン氏の支持率は2000年8月以来の最低レベルに落ちてしまいました。しかし、61%の支持率があるプーチン氏は依然として次期大統領選挙に勝利すると見られています。また、調査データによりますと、プーチン氏の来年の大統領選挙出馬に積極的な考えを示すロシア人は55%に達し、「プーチン氏は経験豊かな指導者で、誰も彼と比べることが出来ない。支持率の変動はプーチン氏の大統領選挙戦にはあまり影響しない」と見ているとのことです。 国際・交流へ
(黄競、小野)
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