IAEA・国際原子力機関は8日、報告を発表し、「2003年の末までに、イランが原発起爆装置の開発を組織的且つ系統的に行う可能性がある」と明らかにしました。これに対し、イランのアフマディネジャド大統領は9日、「西側諸国と国際原子力機関はイランが核兵器を開発すると非難している。しかし、イランは核兵器を必要としない」と述べました。
アフマディネジャド大統領はまた「この報告はアメリカの主張を代表し、国際原子力機関は自らの行為によって名声が地に落ちることになった。イランはすでに踏み出した歩みを減速してはならない」との立場を表明しました。
また、イラン国会の国家安全保障・外交政策委員会のアラディン・ ボルジェルディ委員長は「この報告はアメリカの陰謀であり、国際原子力機関はすでにアメリカの政治的な道具となった」と指摘しました。国際原子力機関のアリ・ アスガル・ソルタニーエイラン代表部大使は「イランは自国が有する原子力の権利については、いかなる譲歩もしないが、国際原子力機関との協力は継続し、原子力の平和利用活動を展開していく」との立場を明らかにしました。 国際・交流へ
(黄競、小野)
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