中国は年末までに、今後5年間におけるバイオマスエネルギーの発展に関する文書を発表し、バイオマスエネルギーの産業化と規模化を進めます。
この文書によりますと、2015年までに中国のバイオマス発電の設備容量は少なくとも1300万キロワットに達し、これには農林バイオマス発電800万キロワット、メタンガス発電200万キロワット、ゴミ焼却発電300万キロワットが含まれます。
同時に、バイオマス燃料の規模が大幅に拡大することが予測されており、中期に見れば、非食用農作物を原料とする燃料用アルコールの生産力は約1500万トン、セルロースと藻類を原料とするバイオ燃料の生産力が長期時点で数千万トンにのぼる可能性が見込まれています。
バイオマスエネルギーは、バイオマスを媒体とするエネルギーです。植物の光合成を直接または間接的に利用することで抽出でき、固体、液体、気体の燃料に転化することができる再生可能エネルギーです。(朱丹陽、中原) 暮らし・経済へ
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