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 「笹川杯全国大学日本知識大会」、南京で開催

2011-10-30 16:15:31     cri    


団体戦で優勝した蘇州大学チーム

 「笹川全国大学日本知識大会2011」が30日、南京大学で開催されました。全国規模の日本知識大会の開催は、中国では初めてということです。

 29の大学から約90人の学生が参加しました。大会は団体戦と個人戦からなり、日本の歴史や文化、政治、社会などについて、熱戦が繰り広げられました。

激しい競争を経て、団体戦では、蘇州大学チームが優勝し、個人戦では洛陽外国語大学の栗碩さんが見事に優勝を果たしました。

 日本知識大会の主催側である日本科学協会の大島美恵子会長は「日本知識と語学力の検証のみならず、日本語学習者間のネットワークの構築という観点からも誠に意義深いことで、今後も"知日派"の育成をキーワードに、「日本知識大会」や図書寄贈のほか、一連の交流事業を通じて、日中関係の将来を担う人材の育成に寄与していきたい」と述べました。

 特別協賛である日本財団の尾形武寿理事長は、東日本大震災以後、中国各地が日本に与えた援助に対して、謝意を表した上で、この大会を含む一連の交流プロジェクトを通じて、日中両国の若者の交流を一層深めていきたいとの意向を示しました。

 「笹川杯」日本知識クイズ大会は2004年に発足して以来、黒龍江省、吉林省、江蘇省などで開催され、約8000人近くの中国の大学生が参加し、100人を超える優勝者が日本を訪れ、中日両国の若者の交流に積極的な役割を果たしています。 (取材:傅穎、チェック:山下)  国際・交流へ

 

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