中国巡礼活動本部の本部長を努める中国イスラム教協会の洪長有副会長は、28日、サウジアラビアのメッカで、「中国の巡礼者は約1万3700人で、全員サウジアラビアに到着した」と述べました。

　洪副会長は「中国巡礼団は、安全、健康、便宜、教務などから、巡礼者に行き届いたサービスを提供している。医師と看護士がついており、医療や薬品を無料で提供している。同時に、教務担当のスタッフは、参拝が順調に進められるよう、イスラム教の規定と教法に基づいて信者を指導している」と紹介しました。

　なお、サウジアラビアの最高裁は27日、「今年の参拝は11月4日から8日までの5日間である。6日は犠牲祭だ」と発表しました。（朱丹陽　kokusei）旅行・文化へ