西南部広西チワン族自治区の中心地南寧で開催中の第8回中国―ASEAN(東南アジア諸国連合)博覧会の関連イベントで、中国の高虎城商務次官は「向う5年内に中国はすべてのASEAN諸国に経済貿易協力エリアを設置していく」と述べました。
高虎城商務次官は中国ASEAN投資協力円卓会議に出席した際、「投資協力は中国・ASEAN自由貿易エリアを協力して設置していく過程の重要な内容であり、海外との経済貿易協力エリアは中国企業がASEAN諸国でさまざまな集団型の生産投資活動を進めるためのプラットフォームとなる」と述べました。
現在、中国はすでにカンボジア、タイ、ベトナム、インドネシアの4カ国で5ヶ所の経済貿易協力エリアを設置しており、今年8月末までにこの5カ所のエリアに進出した企業は68社に達し、協議投資額は10億5000万ドルで、実際の投資額は4億1900万ドルに達しました。
高虎城商務次官は「海外との経済貿易協力エリアの設置は中国政府が中国企業の海外進出と海外投資を奨励し支援する重要な措置である」と述べました。(黄競)暮らし・経済へ
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